大人の発達しょうがいについて取りざたされていますが、ご本人にとっては他の人には理解されない…という、深いテーマも重なっています。
『一対一の会話なら問題ないけど、他の人の話し声が聞こえたり、音楽がなっていたりすると、音がミックスされて、何を言ってるのかわからない。
誰も私のこの状況はわかってくれない。若い時、人に話したら「集中力がないんだよ」と言われておしまい。
以降、このことは誰にも話さなかった。でも、会話に合わせなくちゃいけなくて、すごく疲れる。人の話がよく理解できないから、いつも不安なんだと思う。』
というMさん(50代)
原始反射の統合セッションの後、こんなメールをくれました。
『寝ても覚めても 騒がしかったのが 消えたら良く眠れて寝坊した。
・今日１日楽しかった～♪
・驚くほど話しかけられる事が嫌じゃない！嫌じゃないから 疲れないでいられた。
・聞こえてくる音に ものすごく遠近がある
・雑音が消えた不思議～静か が当てはまるかな。
・昨日より人の声が鮮明に聞こえる(質の良いイヤホンになった)
話している人の声が私の知っている声と違う
こんなに変わるなんてうれしい。ありがとうございました。』
発達凸凹をひとつクリアすると、頑張らなくても、こんなに変わるんですね。
「集中力がない」と周りの人には映るだけだけど、Mさんの内側では、人には想像できない状況が続いていたんですね。
でも、言ってもわかってもらえない。伝えることもあきらめて、恐怖麻痺反射で自分を守ってきたのでしょうか？内側で起こったことはわかりませんが、変化があったという事実は、はっきりしています。
「大人の発達」について、話題になっている今日この頃ですが、発達支援コーチのアプローチ(原始反射統合遊び)は大きな力になると思います。
だれでも、いつからでも発達します。私たち絶賛発達中!!
