タッチフォーヘルスで視力回復(part2)

part1からの続き

 

M(マシュー)「眼鏡かけて見えるならいいじゃないですか」と言われてしまい、

 

K(私)「そんなこと言ったって、私は視力がよくなりたいんですよ」

(マシューを前にして態度がデカい私・・・(^-^;)

 

と言いながらも、

 

「そうだな、眼鏡かけて見えるんだったらいいんだよね~」

とも思う自分もいた。

 

眼鏡屋さんでも言われた。

「視力は回復しません。自分に合う眼鏡をすることが大事です」

って。

 

タッチフォーヘルスを実践して視力を回復した人が何をしたのか?

「視力が悪くなった時の出来事を思い出してESRした」

との話を聞いた。

 

突発性難聴になる人はストレスが原因の人が多く、「聞きたくない」という心理か関係していて、「聞こえない」状況になることがあるという。

 

視力が悪い、遠くが見えないということも同様の場合があるという。「見たくない」とう心理がはたらき、「見えない」状況を作り出している。というのだ。

 

だとしたら、思い当たることはある。

 

私が視力が悪くなった高校三年生の頃のことで、「遠くが見えない」状況になる心理状態を思い出したことがあった。

 

進路を決めるにあたり、私は英語の勉強をしたかったので、東京にある大学に進学したいと思っていた。担任の先生も応援してくれて、家まで来て親を説得してくれた。が、両親の答えは「No」。

(悔しさが蘇ってきて泣けてきた)

 

そこで、私は諦めた。親がだめっていうなら、そこまでして東京に行くことはない。地元の大学に自宅から通えば経費はかからないから、バイトしてお金ためて海外旅行にでも行けばいいや。と。

 

そこまでマシューに話して、聞かれました。

M(マシュー)「大学生活はどうだったの?」

 

第一志望をあきらめていった地元の大学なんて、つまらなかったのかもしれないなぁ・・・

と思ったのかな?

 

K「大学生活は楽しかったですよ~、海外旅行も毎年行ったし、遊びほうけてました」

と、答えたら想定外の答えだったのか?笑われてしまった。

 

ここまでの流れで、自分が「諦めた」というワードを繰り返していることに自分でも気づいていた。

 

でも、そこは突っ込まれず、

M(マシュー)「じゃあ、どうなったらいいの?」と聞かれ

 

馬鹿のひとつ覚えのように

K「目がよくなりたい」

と答えました。(駄々っ子のみたいだけどね(^-^;)

 

そこでマシューは、タッチフォーヘルスのクラスで学ぶ「視覚の調整をしてみよう」と、次の段階に移ってくれた。

 

(視覚の調整中~)

 

ここまで話した私の現状をチェックしたところ、眼鏡をはずして遠くをみても「ストレス反応」は出ず。

 

でも、意識では「遠くが見えるようになりたい」と思っている。

 

そこで、チェックしたら、「スイッチング」状態。

 

スイッチ・オンのエクササイズの後、再度現状の視覚のチェックをしたら、裸眼で遠くを見た時にストレス反応!!

 

セッション中にスイッチングすることってある・ある。

 

やっぱり、私の中の何かがブロックしているみたい。

 

それには触れず、遠くをみながら前後のスイッチをマッサージしていると・・・次第に景色に「奥行」を感じるようになってきた。

 

(遠くの山を眺めながら前後のポイントをマッサージ)

 

今までは3Dの世界を見ているのに、平面的に捉えていたことに気づいた!

 

そして、再度、自分の指先の距離での見え方

床にひかれた絨毯に目を移した時の見え方、どちらともエクササイズの前よりは鮮明になっていた。

 

マシューに「どうですか?ほかにバランスしたいことはありますか?」

と聞かれ、十分です。満足です。とは言えず。(やっぱり駄々っ子(^-^;)

 

ここまでの変化だったら、何度も経験したことはあったから。

 

わざわざマリブまできて、これじゃ満足できない!!と素直に表現。

 

M(マシュー)「では、どうしたいのか?」

と聞かれ、

 

K「どうしたいって言われても・・・もっと見えるようになりたい」

 

M「眼鏡をかけたらよく見えるでしょ。それのどこが問題(・・?)」

 

 

そういわれればそうだけど、一体私はどうなりたいんだろう???(・・?としばらく思いをめぐらしていたら、ふっと、でてきた。

 

K「可愛くなりたいんです。眼鏡をかけるとイメージが固定されてるみたいでいやなんです。」

 

M「だったら、いろんなおしゃれな眼鏡をかけたらいいよ」

 

K「大学生になった時も『眼鏡かけない方がいいよ』と言われ、最近もそういってくれる友達がいたんです。だから、『可愛く』なりたいんです。」

 

(可愛くCuteになりたんだね~♥とマシュー)

 

もうすぐ50歳のオバサンが言う言葉ではないかもしれないけど、そんなことを口走っていた。

 

M「じゃあ、眼鏡をかけている自分はどんな風に感じるの?」という投げかけ

 

そこで、眼鏡をかけて、遠くを見てみた。

 

さっきよりも、クリアにはっきり見える。隅々までみえる。景色の細部が見える。

 

それでも、嬉しくはない。クリアに見えることが煩わしい、ということに気づいた。

 

なんでも「はっきり」見えてしまうと、あれやこれや口出ししたくなってしまう。

 

細かいことに囚われてしまう自分が嫌だったこと

目についたことをあれこれ指摘する口うるさい自分が嫌だったこと

 

に気づいた。

 

M「では、どうなりたいんですか?」

 

K「クリアに見えて、穏やかでありたい」

(目標はClear&Gentle(^^♪)

 

M「眼鏡があってもなくてもね」

 

K「できれば、眼鏡なしで生活したいから、視覚の調整を続けてみます」

 

M「バランスする必要はありますか?」

 

K「いえ、いいです。日々の生活の中でやっていきます。そんなにすぐに結果がでるものではないだろうし。でも、続けられそうな気がします」

 

M「ハグしますか?」

 

K「はい、ありがとうございました。これがハッキリしてスッキリしました」

 

単なる視力の問題ではなく、見て認知する視覚の分野の調整だった。

 

自分が「見ること」に関してこんなにも複雑な感情を持っていたことに気づかなかった。

 

「よく見えるようになりたい」の裏側に、「見えるようになりたくない・・・」と思ってる自分がいる。

 

そこを気づかずして、視力回復に取り組んでも望む結果はでなかったのは当たり前

 

これからは、今回わきに置いて先に進んだ、「進路を決めたときの感情」と「諦めたこと」に対しても取り組んでいこうと思う。

 

たかが、眼鏡。されど眼鏡。

自分を信じて実践しつつ、「どうなるか?」実験ごっこみたいにやっていくことにしようっと。

以上マリブでの視力回復のセッションでした~(^_-)-☆