禅カウンセリング講座 静岡第一期最後のシェア(2)
禅カウンセリング講座 クラス最後のシェア②
皆さんの内側から珠玉の言葉が次々と飛び出しました。
どんなに有名な人の言葉でも、高名な方の言葉でも、腑に落ちていなれけば、単なる絵にかいた餅でしかありません。
今回参加の皆さんの最後の言葉は、真珠のような深い輝きがありました。
(60代女性)
禅カンを受けることによって息子を受け入れることができました。
自分は「まぁ、いいか」で長年きていまして、その「まぁいいか」の中には、自分のダメなとこも、人のダメなとこも「まぁ、いいか」と思えていたんですが、
病気となると、どうしようか?と思って「まぁ、いいか」と思えない自分がいました。
禅カンを習って「この子にはこの子の人生がある」ことに気づいて、息子のなりたい自分をちゃんと聞けたんですね。
私が思うこの子の幸せは、私だけの思いであって、この子の自分で考える幸せっていうのは違ってたんだってことがはっきりしました。
本来なら、こんな深い悩みを見ず知らずの人にしゃべらないですよね。
でも、「すっ」と話せるこの場の雰囲気というか、皆さん同じ方向を向いていて、同じものを目指している団結力があるからこそ、知らなかった人でも話せるのであって、仲良しの友達に話せたとしても、ちょっと違うんではないかと思います。
皆さんに感謝しております。ありがとうございました。
(50代女性)
いかに、自分をいじめてたかなと思いました。
「そのままでいいんだ」という言葉をどこかで聞いてはいて、頭では理解したつもりでいましたが、自分も愛おしいと思えるし、全員そうなんだと思えました。
皆さんのシェアを聞いて、自分も娘たちをどんだけ傷つけてきたんだろう、と反省しました。
自分は子供のためと思って、あれしなさい、これしなさい、って結構言っちゃってたなって。
苦しくなった時に、自分の解決策として、「まぁ、いっか」と思えばいいかなと思ってきて、それをプラスに思ってきたんですけど、それは受け入れてない。それはただ諦めていただけなのかなって気づきました。
本当の意味で自分を受け入れて、「まぁ、いいか」って思える自分になれたら、すごい楽だろうなと思いました。
あと、「今を大事に」が心に残っていて、それを振り返った時に、すごい恵まれている自分がいるのに、何を文句いっていたんだろう?、と、四日間受けさせてもらって感謝でいっぱいです。