仕事に集中すると、家庭が崩壊するのでは・・・という恐れが、以前の私にはあったような気がします。
というのも、この業界に入ったキッカケの先生はシングルマザーだったし、ビジネスがうまくいってる人たちは八割位がシングルだったからかもしれません。
シングルに対して否定的というより、事業を起こし成功するためには、家庭を犠牲にすることになってしまうだろう・・・という勝手な思い込みもありました。
母が専業主婦で、子供を預けてまで働くのは子供が可哀想という環境で育ったからかもしれません。
この仕事を始めてから、今に至るまではいろんな出来事もあったし、家族を省みないで突っ走ってしまった時期もありました。だからこそ、そんな不安はずーっと奥底にあったように思います。
でも、キネシオロジーに出会って、禅カウンセリングに出会って、そんな不安は不要だということに気づきました。
「やぶさきさん、あなたは十分幸せでしょ。自然に囲まれたいい環境に住んで、優しいご主人がいて、可愛い子供達がいて。それ以上、何を望むんですか?」と、禅カウンセリングの講座中に石丸先生に言われた言葉で、目が覚めました。
仕事で成功するとか、会社が成長するとか、そんなことのために仕事をしたかったのではない。まずは、自分が元気になったからというのもあるが、腰が痛い実家の母の為、子供の姿勢を直したかった、家族の健康を守りたかったから勉強を始めたら、それが仕事になった、というだけでした。
だから、母が亡くなった今、元気な家族と暮らしていることそのものが幸せです。
子供達の人生を子供達の人生として見守れるようになった自分が幸せです。
禅カウンセリング講座の四日目になると、家族との絆について気づかれる方が多くなります。
多くの方が、そこがテーマになってくるようです。
自分はどうしたいのか?内観していくと、自分とは何ぞや?というテーマにぶつかります。
そして、自分がいるのは、物理的にも精神的にも、良くも悪くも家族がいるからだという原点に戻ります。
そうすると、
「母は〇〇だった」
「父は△△だった」
「私の子供は☆☆なんです」
「うちの主人が●●で…」というくだりが増えます。
そこで、更に自分を観つづけると、自分のありのままに気づくことになり、
それでいい、それがベストだということに気づきます。
言い尽くされた言葉だけれど、言葉だけでなく、「腑に落ちる」感じとでもいうのでしょうか
すると、家族のことも受け入れるように変化していき、さらに周りの人々の在り様にも寛容になります。
そこまで来ると、生きることがこんなに楽だったのかーと気づきます。
「自分が変わると周りが変わるから、家族も変化する。」
を身をもって体験していくんですね。
あまりにも無鉄砲で、破天荒な妻(ワタシ)に翻弄され続けた我がダンナさんは、私の行動を通して、「〇〇しなくちゃいけない、〇〇でなければならない、ということはない」という境地に達したようです。
私が様々なキネシオロジーを通して学び、試してきたことを、彼は私の無鉄砲な行動から気づいてしまったのでしょうか。。。
真面目な彼の職場の同僚には決していないだろう、このハチャメチャな奥さんを持って、生活を続けるためには、そのように進化せざる得なかったのでしょうね。(笑)
私にとって、こういうことを話できるようになったことは、大きな進歩であり、成長なんです。以前は思ったことを言葉にできませんでした。(「ほんとに?」という声が聞こえてきそうですが・・・(^-^;)
おしゃべりは好きだけど、本心を丁寧に語ることはできませんでした。
自分自身を観ることで、気づきを得、争うのではなく、自分の意見を言えるようになってきます。
そのことで周りが変化し、自分が生きやすくなってきます。
自己肯定感も安定し、他人を許せるようになり、不安を手放すことにつながります。
「今日、うちのダンナが自分から手伝ってくれたんです。」
「昨日、ちゃんと自分の気持ちを正直に話すことができたんです。」
という話はタッチフォーヘルスの受講生さんからもよく聞きます。
そのためにキネシオロジーを始めたのではないけれど、「面白そう」と思ったからのめりこんできたのだけれど、そこに真理がありました。
だからこそ、「面白そう」という自分の直感を大切にしたいと思う今日この頃です。
この直感を取り戻すために、体の声を聴くタッチフォーヘルス・キネシオロジーは他のどのワークよりも役に立ちました。
本当の自分の想いはどこにあるの?
魂の叫びを聴きたい!
これからどうやって生きていこう…???
と思い悩んでいる方は、タッチフォーヘルスを一度試してみたらいいんじゃないかな、というのが、私がタッチフォーヘルスの体験会を続けている訳です。