人の目をみて話せない…は単なるコミュニケーション障害ではない

Mさんが話してくれました。

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元々 人と目を合わせる事は苦手でした。

 

高校の時の友達が、テーブルをはさんで自分の前に座り話をしている時、耐えられず途中で目をそらしたら「目がキョロキョロ動くのは嘘をついているからだよ。」と言われた。

 

嘘はついてないのに、そうやって決めつけられて、それから人と話すことが “苦”になった。

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「相手の目をみて話す」ことは、人とのお付き合いの中で大切だから、相手の目をみて話すように心がけましょう。

 

と言われたか、どうか?定かではないが、それが「いいこと」で、目を見て話せないが「よくないこと」のように思っている自分がいました。

 

その常識を覆されたのが、ちょうど二年前に受講した発達支援コーチ初級講座でした。

 

目を合わせて近づこうとするだけで、前に進めない…という方のデモセッションを見ました。

 

成年男子のサッカーをしているスポーツマンでした。

 

近づこうとしても、足が出ない…というのです。

 

その後も原始反射統合セッションの中で何度も同じような光景に立ち会いました。

 

それが大人で、仕事などの場合はそのストレスを抑えて、なんとかやろうとするかもしれませんが、疲れます。くたくたになります。

 

それを「なんで相手の目をみて話せないの???」なんて、強い口調で怒られたら、ますます固まってしまいます。

 

 

Mさんのように、自分の真実と違う一方的な決めつけをされて、傷つき、その後殻にこもってしまう場合もあります。

 

多感な時期にそのような出来事に会うと、大人になっても何らかの形で心に残ります。

 

それが、「生きづらさ」の素になっていることもあります。

 

自分では気づいていないこともあり、自分でも「なんでなんだろう?」と思っていることもあります。

 

大人ならば、「しなければいけない」で、なんとか誤魔化すこともできます。

子供は「恥ずかしがり屋」とか、「人見知りだから」という説明で通ることもありますが、本人のストレスは理解されないケースも多いでしょう。

 

これには、「感情的な理由」の前に「体の理由」があります。

 

その「体の理由」は自分自身でコントロールできません

 

その「体の理由」とは何なのか?

 

したいと思ってもできない「何か」が、「何」なのか?

 

私は発達支援コーチ初級講座でそれを知ることになりました

 

 

最初は、前に進めない方も「発達遊び」をした後は、すっす~と目を合わせて近づけるようになります。

 

「体の土台」をつくることで、何がかわるのか?

それをご自身で体験して、子育て、仕事、人間関係、社会貢献に役立てていける内容の講座です。

 

関心の高い方のご参加をお待ちしております。

 

<<発達支援コーチ初級講座>>

日程 7月15日(日)22日(日) 9:00~17:00

場所 藤枝市青木