人の買い物に付き合うのって疲れますよね。
自分が欲しいものを探すのではなく、相手が「これ、どう?」「やっぱり、さっきのお店に戻ってもう一回見てみたい」なんて言われると、「そうか、いいよ」と口では言いながら、「またかよ、勘弁してよ」なんて思ってることありませんか?
言ってることと、やってることが違うと疲れるんです。
言ってることと、思ってることが違うとエネルギーを消耗するんですね。
買い物くらいなら、まだ可愛いものですが、普段の生活の中で日常的にやっていることがあります。
しかも、自分で気づかずに。
でも、体は正直です。
楽しい事、やりたい事、好きな事をやっている時は、時間はあっという間に過ぎるし、心地よい疲れです。
でも、自分に嘘をついていると、時間は長く感じるし、どっと疲れます。
エネルギーダダ洩れです(^-^;
キネシオロジーでは、言っている事(言葉・思考)と、やっていること(身体)が一致しないとストレス反応がでるので、わかるという生体反応(生体フィードバックシステム)を使って、自分の真実を見つめる機会を得られます。
確信犯的に、言っている事とやっている事を変えている人は、まだいいかもしれません。
でも、自分では気づかないで、言っている事と思っている事が違うことがあります。というか、反転していることがあります。
実は私の話です(前置きが長い・・・)
以前に、ダンナさんに「ごめんね、〇〇しておいてもらえる?」
とお願いしたら、怒られたことがありました。
『「〇〇しておいてもらえる?」じゃなくて、フツーに「〇〇して」って、言えばいいじゃん!』って。
私は豆鉄砲をくらった鳩のように、キョトン・・・でした。
なんで謙虚に、丁寧にお願いしてるのに、怒るの?
と半ば逆ギレ状態でした。
もう10年以上前のことですが、鮮明に記憶に残っています。
この言葉の使い方が、クライアントとのセッションの中でとても重要だということを改めて確認したんです。ほんの数日前に。
タッチフォーヘルスのクラスの中ででもセッションで
「〇〇させてもらってもいいですか?」
という言い方をしていた方がいました。
なんとなく、違和感があったので、その時の参加者の方達とディスカッションしました。
そしたら、あの時の私がダンナさんに言った言い方の裏にあったものが見えてきたのです。
「〇〇してもらえない?」と、たとえ語尾を上げて言ったとしても、そこには相手の選択の余地はないということがわかりました。
「嫌だ」とは断れない状況なのです。
『こんなに下出にでてるんだから、やってよね。私だって忙しいのよ。』
という、本心があったのです。それをダンナさんは、察知したのでしょうね。
今思うと、恐ろしい!! 私の肚黒さ。
断られると、相手を責めるのです。なんという身勝手な私!
本当に恐ろしい。気づかずにこんなコントロール・ゲームをやっていたんです。
タッチフォーヘルスでは、「相手を尊重する」ことを大前提にします。
「すべては相手の内側にあることを信頼して、相手の内側に聴いていく」ことを確認していたら、こんなことに気づいちゃいました。
無意識にやっていること、言っている事が、その人の内側にあることがあります。
相手の言っている事、やっている事に「カチン!!」ときたら、それが自分の内側にあることもあります。
カチンときた時、そんな風に自分を観察できたら、エネルギーのダダ洩れを防いで、楽しいことにエネルギーを注いで、楽に生きられるようになるでしょうね。
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